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アデラ/ニック・カーター、プラハの対決 [DVD]
・ミハイル・ドチュロマンスキー
【エプコット】
発売日: 2004-03-26
参考価格: 5,040 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,924円〜
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・ミハイル・ドチュロマンスキー
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カスタマー平均評価: 4.5
今こそ、怪しい「探偵小説的」なるものの復権を! 舞台は、多分19世紀末。世界的に有名な名探偵ニック・カーターは、ハンサムで博覧強記で腕っ節が強く、最新の科学捜査に長けているスーパーヒーロー。いや、であるはずだ。というのも、この映画ではパルプフィクション調のヒーローを、ストレートに描こうとはしていないからだ。むしろ、クルーゾー警部風味。意図的に描かれるバカ描写やスラップスティックは古臭さに粋が光る。計算されたレトロな味わいは心地よく、なんとも罪のない前世紀の冒険活劇は、ただ眺めているだけでも楽しいのだ。 タイトルになっている「アデラ」は、モーツァルトの子守唄を聞くと人間を襲う人食い植物。そのユーモラスかつグロテスクな魅力は、ヤン・シュバンクマイエルのモデルアニメーションによって、遺憾なく発揮されている。 そういう意味では、SFホラー好き、特に怪獣大好き人間は、見ておいて損はないぞ。あと、唐沢なをきのファンは、「蒸気王」を映像化したらこんな感じであろうという逸品なので、是非、観るべし。
面白奇想天外探偵物!!! まず、ニックカーター役の男優!アランドロン張りのハンサムです。 さらに、ニューヨーカーなのに、どう聞いても英語で話しておりません。 当たり前です。東欧映画だもん! でもね、日本人からしてみれば、くくりは、白人。それでニューヨークの設定を持ち込まれても、違和感が無いから、逆に困る! しかし、しかし、とても面白い。 ストーリーも悪くないし、面白シーンも満載。 また、普通なら実現不可能なシーンは勿論パペット!さすが、東欧! そこかしこにいろいろな技が聞いてます。 登場人物は全員ユーモラス 主人公ニックカーターは外見はハンサムですが、中身は奇天烈。 プラハに仕事に行くからと時代錯誤名民族衣装を着込み「変装」と言い切ります。 その他、ソーセージを離さないプラハの刑事 色仕掛けのまじめな召使 男爵 大学教授 ありえないストーリー 新しすぎる!必見です。
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クラシック・モンスターズ コレクション [DVD]
・ベラ・ルゴシ ・クリストファー・リー ・ピーター・カッシング ・テレンス・フィッシャー
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2004-08-25
参考価格: 8,379 円(税込)
販売価格: 8,379 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 5,000円〜
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・ベラ・ルゴシ ・クリストファー・リー ・ピーター・カッシング ・テレンス・フィッシャー
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カスタマー平均評価: 4
日本語吹き替え音声はありません 「フランケンシュタインの復讐」?The Revenge of Frankenstein? 90分(片面一層/24F収録)
生きていたフランケンシュタイン博士が偽名で診療所を開業。その裏で新たな人体実験を始める...。
ギロチンで処刑されたはずの博士が、懲りずに死体を寄せ集めてモンスターを生み出します。優秀な助手も登場。
彼にかかれば脳移植手術もメモリーカードの交換みたい。おなじみの不気味でレトロな実験室で、ついに博士も...。
「ゾンビ襲来」?The Creeping Flesh? 92分(片面一層/24F収録)
古代の地層から発見された謎の骸骨。その血から「悪の血清」を創り出した老科学者の悲劇...。
本DVD-BOXらしい一作です。フードとマントを着けたモンスターの姿は、ゾンビというより悪の騎士に見えます。
苦悩する老科学者を熱演するP.カッシングとは対照的に、義弟役C.リーは何だか楽しみながら演じているようです。
「吸血鬼蘇る」?The Return of Vampire? 69分(片面一層/24F収録)
一度は殺された吸血鬼がドイツ軍の爆撃で蘇り、手下の狼男と復讐を企てる...。
第二次大戦中に制作された作品で空襲下の英国が舞台です。本作のみスタンダード(4:3)。画質は悪くないです。
B.ルゴシ演じる吸血鬼は、常に紳士的で穏やかな表情。往年の片岡千恵蔵にも似ています。最後まで狼男が大活躍!
「恐怖」?Scream of Fear? 81分(片面一層/60f収録)
父親に呼ばれて10年ぶりに屋敷に帰ったペニー。彼女を待っていたのは父親ではなく見知らぬ継母だった...。
B級ホラーではなく良質のサスペンス映画でした。いかにも怪しいC.リーは終盤のどんでん返しに絡んできます。
車椅子のヒロインを演じるS.ストラスバーグが美しい。モンスターは出てきませんが4作では最も印象に残りました。
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ザ・ロストワールド4〜対決!恐竜グラディエーター〜 [DVD]
・ピーター・マックレー ・レイチェル・ブラケリー ・デヴィッド・オース ・ウィリアム・スノー
【マクザム】
発売日: 2001-10-25
参考価格: 4,935 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 12,000円〜
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・ピーター・マックレー ・レイチェル・ブラケリー ・デヴィッド・オース ・ウィリアム・スノー ・コナン・ドイル
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カスタマー平均評価: 5
最高 これがシーズン1の最終回ですが最高だ。 ドラクルかっこよすぎる でも最後死んでしまうのは残念だ それに護民官のメイク ものすごく迫力がある。 それだけでも見る価値有りです。
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トータル・リコール ザ・シリーズ1 [DVD]
・マイケル・イーストン ・カール・ブルーナー ・シンシア・ブレストン
【キングレコード】
発売日: 1999-12-23
参考価格: 6,090 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,897円〜
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・マイケル・イーストン ・カール・ブルーナー ・シンシア・ブレストン
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カスタマー平均評価: 5
近未来SFシリーズの傑作 近未来を舞台にした刑事ものである。設定的には、映画の「トータルリコール」の要素もあるが、むしろ「ブレードランナー」に近い印象。 ストーリーはよく練りこまれており、登場人物の設定もよくできている。特撮も過不足ないできで、雰囲気がよくでており、あまり話題にならないのが不思議なくらい完成度の高いテレビシリーズだと思う。
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ジェイソン X 13日金曜日 [DVD]
・ケイン・ホッダー ・レクサ・ドイグ ・リサ・ライダー ・チャック・キャンベル
【ギャガ・コミュニケーションズ】
発売日: 2007-06-01
参考価格: 1,980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,890円〜
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・ケイン・ホッダー ・レクサ・ドイグ ・リサ・ライダー ・チャック・キャンベル ・トッド・ファーマー
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カスタマー平均評価: 4
設定がうまい 公開された当初に劇場で観ましたが、その時のキャッチフレーズが「地球だけじゃ物足りない」でした。 実際、殺人鬼の彼が宇宙に行かされ殺人を繰り返す内容。 でもフレディーVSジェイソンもそうでしたが設定がうまいです。 終いにはアンドロイドとのバトル。 正直、脱帽しました。 最後は宇宙に放り込まれたので次回作は今のところ出てませんが、またうまい設定でまた復活してほしいものです。
設定が面白い! あのジェイソンが遠い未来の宇宙船の中で蘇るなんて面白い設定です。
まるで『エイリアンVSプレデター』を企画した人みたいな発想です。
強い女アンドロイドが登場したり、細かい設定も好きです。
いろんな要素が詰まった作品です。
面白いじゃん!!まじめに作った、セルフパロディ。 面白いじゃん!!まじめに作った、セルフパロディ。
第10弾にして、400年後の宇宙船内での恐怖という、ぶっ飛びの設定!
だが、面白いじゃん!!
ある程度まじめに作った、セルフパロディ。
こういう内容でもきちんと作れてしまうアメリカ映画界の懐の広さ、恐るべし。
(日本で作ると、もっとしょうもない映画としてのレベルですらないものしかできない、いや、作らせてもらえないでしょう)
13金やSF映画が好きな人は、どんな話の展開になるか、気になっちゃうでしょ?
それが、話も細かいツボをちゃんと押さえて作っているし、
クリスタルレイクが意外な形で登場して、うれしくなっちゃうし、
女アンドロイドと大バトル繰り広げるし、見ていて飽きさせないところがいい。
女アンドロイドとその製造者のやり取りなんて、ほほえましい。
まぁまぁ楽しめた 端的に言うとエイリアンの世界にジェイソンがお邪魔しましたって感じかな。
シリーズに遜色ないコロシっぷり。とくにあの液体窒素はエグかった。
主演の女優さんが綺麗なのは○ジェイソンの目が綺麗過ぎるのは×。
アンドロイドvs.ジェイソンやフルアーマー?ジェイソンなど見所あり。
最後のシーンには「気の毒だが・・・軍曹、無駄死にではないぞ」と言ってやりたい。
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タイム・マシン 特別版 [DVD]
・ロッド・テイラー ・イヴェット・ミミュー ・アラン・ヤング
【ワーナー・ホーム・ビデオ】
発売日: 2005-11-18
参考価格: 980 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,890円〜
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・ロッド・テイラー ・イヴェット・ミミュー ・アラン・ヤング ・H・G・ウェルズ
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カスタマー平均評価: 5
フェルメールの絵でタイムトラベルしよう! 最近製作されたタイムマシンより昔のビデオ版だった頃のタイムマシンの方がよっぽどいい。「猿の惑星」も昔の一番最初に公開されたものの方がずっとよい。どうして最近できたSF映画のリメイクものがよくないのか、つらつらと考えると、最近のものはあまりにもSFX等の特殊映像効果(古い言葉ですいません)に頼りすぎて、肝心のストーリーの面白さが抜け落ちている。どはでな舞台設定上の背景の装飾やアクションばかりが目について、見終わった時、いったい自分が何を見たのかの印象が薄い。それに比べるとこの古いタイムマシンはのどかな感じもあるが、コンセプト的にはウェルズのアイデアに忠実で、原点に忠実ということが、やはりSF映画にとって一番重要な要素だと思う。そういう自分はやはり年をとったのか?ところで、17世紀のオランダの画家・フェルメールの絵を見て、文字通りタイムトラベルができるといったら信じるだろうか?「宇宙に開かれた光の劇場」上野和男・著という本を読めばわかる。この映画の原作者・ウェルズとフェルメールの関係がこの本では述べられている。
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スターシップ・トゥルーパーズ2 [DVD]
・リチャード・バージ ・コリン・ポーチ ・エド・ローター
【ソニー・ピクチャーズエンタテインメント】
発売日: 2008-07-16
参考価格: 1,480 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,890円〜
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・リチャード・バージ ・コリン・ポーチ ・エド・ローター
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カスタマー平均評価: 2.5
前作とは雲泥の差 数年前に初めて観たときの感想は、「1」とは全くの別物、雲泥の差だったと記憶しています。そして最近「3」のリリースもあり、久しぶりに見返してみると・・・やっぱり(笑)
まずスケールが前作に比べすごーくちっちゃいんですよね、基地の中と外でウロチョロしてるだけだし・・・辺境の惑星?、廃墟となった基地、寄生された人間、なんかもう、ありきたりすぎて先の展開が丸わかり。ありふれた設定でも面白くさせようっていう意識はなかったのかな?もしくは「1」が出来すぎだったのか?「3」もあんまり評判よくないけど・・・とりあえず観るぞ。途中で眠たくはならなかったので星は2つ。
3に比べたら・・・・ はっきり言って、この映画を初めて見たときはかなり失望しました。だがしかし、3を映画館で見てきて、そのすさまじい失望感を覚えたせいか、なんか2が面白く思えてきたよ。確かに、この映画、スターシップトゥルーパーズなんて題名じゃなければたぶん評価そこまで低くはならなかったと思うし。うん、良いよパート2
自他ともにB級作品 人間関係のトラブルを解消するのにバグを利用したような作りです。
話のウエイトが出来の悪い上官とそれに耐える部下といった点にあり、
バグは人がミスしなければ恐くない存在と低く扱われています。
ゆえに人がミスするのを待つような展開、怪物の圧力は弱い。
場面も施設外と施設内の2つしかなくて悪い意味で密閉的で気分悪い。
ただ終わり間際に残酷シーンがいくつかあり笑えるつくりになってます。
低予算という以前の問題 超低予算映画で本国では劇場公開もされてないということだったので、
なんの期待もせずに観ました。
結果は、それでも予想を下回る残念なものでした。
そうそうたる宇宙艦隊や、大地を埋め尽くすバグの群れといったシーンが無いのは、
分かっていたことなので全然良いのです。
問題は作中頻繁にでてくる兵士たちがアサルトライフルを撃ちまくるシーン。
一作目では硝煙の匂いが漂ってきそうなほど臨場感がありましたが、
本作では銃口がストロボみたいに光るだけで、まるで実弾を撃っている感じがしません。
ここまでお粗末な銃撃シーンは久しぶりに見ました。
これは予算の問題ではなく、作り手の問題で、自分の関心がない点には気を配っていないことが原因のように思います。
映像特典で、監督が「バグの登場するシーンには気を使った」みたいなことを言ってましたが、
もっといろいろな点にも気を配るべきだったですね。
仮にもう少し予算があったとしても、全部バグの描写に使ってしまいそうな気がします。
シリーズものの途中が抜けているのが許せないという人にだけおすすめです。
期待外れ… 3が映画化すると最近知って、シリーズ化していたことすら知らなかったのですが;
1の面白さが印象的だったので、2に期待していたのですが…。
寄生虫にしてしまったためか、バグとの直接的な戦闘が序盤だけだったのが勿体無いです。
ほとんど人間同士の絡みで、不気味さは多少あっても、バグの恐怖は前作より劣りました。
戦闘もショボくて、宇宙戦争なのにその銃ですかと;
細かい点でツッコミどころ満載でしたが、そこは逆に面白かったと言えます(笑)
このタイトルで出したのが間違いだったかなと思います。
「続編」だというのが期待外れになってしまったかと。
3に期待します。
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[ DVD ]
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わたしは目撃者 デジタルニューマスター [DVD]
・ジェームス・フランシスカ ・カール・マルデン ・カトリーヌ・スパーク
【IMAGICA】
発売日: 2004-07-23
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,890円〜
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・ジェームス・フランシスカ ・カール・マルデン ・カトリーヌ・スパーク ・ダリオ・アルジェント
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カスタマー平均評価: 4
The Americanised... 遺伝子研究所で発生した盗難事件を契機に起こる連続殺人の謎を描いた作品であり、部分的には1968年のUK映画『密室の恐怖実験』をモデルに制作されています。そして、この『わたしは目撃者』と云う映画は時には「アメリカ派」と揶揄されるほど熱心なアメリカ映画ファンとして知られるDardano Sacchettiが脚本に参加している為か、種々雑多な要素を盛り込んでいて、其れは其れで面白いのですが、個々の要素を生かし切れているとまでは云えず、要するにArgento監督自身も認めるようにアメリカ化され過ぎている嫌いもあります。
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[ DVD ]
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オテサーネク [DVD]
・ヴェロニカ・ジルコヴァー ・ヤン・ハルトゥル ・ヤン・シュヴァンクマイエル
【アップリンク】
発売日: 2002-10-25
参考価格: 5,880 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,860円〜
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・ヴェロニカ・ジルコヴァー ・ヤン・ハルトゥル ・ヤン・シュヴァンクマイエル
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カスタマー平均評価: 4
私は木が好きである。 木の赤子である。食欲旺盛な木の赤子である。
木の赤子が様々なものを食う話。
ただそれだけである。
救いようが無いのである。
だから、おもしろいのである。
私は木が好きである。
ゆえに、最高におもしろいのである。
作者が何を伝えたいか、何を表現したいか、そんなものは要らない。
ただ、未知の絵だけを見せてくれれば良いのだ。
ストーリーなど糞喰らえである。未知の映像さえ続いてくれればそれで良いのだ。
素晴らしい作品である。
名作です ホームドラマ系のつくりででも赤ん坊は木の幹の化け物(この子が人形アニメ)。この赤ん坊が赤肉とかもう兎に角大食で巨大化。飼い猫さらには郵便配達まで食べちゃう始末。子の殺人(というか食人)をかばい隠す両親。母はどんどんやつれて家庭崩壊、恐ろしく哀れな結末へ。この生活を妊娠出産子育て期まで覗き見続けた主演の近所の子も本当にうまくて不気味にぴったり(変な顔だし。失礼)"
母親達に観せたい。 自分が常日頃世の「母親」という存在に対して抱いていた漠然とした不安を、
本作品は見事に具現化して見せてくれたという思いだ。
母親の「愛情」というより母親の「エゴ」を映像化した作品というべき。
かなり痛烈なので憤慨する母親もいるかもしれない……でも、
実際大概の母親は根っこにこういう価値観があるだろう。
罪のない人間を何人も食い殺してるというのに、母親であるホラーク夫人は息子溺愛。
「社会の損失じゃないわ」とまで言ってのける。
興味深いのは、
オテサーネク=化け物(子)を何度も殺そうとする夫を、
夫人は「私達の子よ」「ひどい」と言って泣いて命がけで止めるわけだが、
結局その「母」もその「我が子」に食い殺されるという点。その辺が意味深でなかなかイイ。
是非世界中の女性・母親達に観て貰いたい。
ただしグロシーンがきっついので、その辺考慮して☆4つ。
他のに比べたら… 映画館でも観ましたが、シュヴァンクマイエルの他の作品に比べて冴えがなかったような気が…。
シュヴァンクマイエル作品には、話が始まるとどんどん引き込まれていくものが多いが、この作品にはそういう感じがなかった。
CGは使わない方がいいかもと思った。
でもやっぱりシュールぶりや毒々しさはピカイチです!
あいかわらずシュールな映像である。 これはチェコの寓話をベースにしてる作品らしい。
子供が欲しくてしかたがない夫婦。偶然見つけた切り株が、人の形に類似ということで彼らはそれを自分たちの子のように育てる。
切り株に命が宿り、大きく成長していく。切り株はすべての生き物をたいらげてしまう。
その寓話にシュワンクマイエルが描きだす現代の不妊カップルのストーリーがかぶさって来る。
映像の最初からこの不妊カップルがいかに子供がほしいかが描かれてる。特に妻のオブセッションの仕方はものすごい。
産婦人科で妻の診察を待つ、旦那がみる映像もなかなか面白いものがあった。
後に、旦那が庭の木をきっていたときに見つけた切り株は人の形によくにていた。妻に冗談のつもりでもちかえったその切り株をわたすのだが、
本当の子供をあやすようにして妻のほうはその切り株を育てはじめる。ここから彼女のとその周りの人たちの悲劇ははじまる。
胎児が描かれるものはちょっと気色が悪いものが多い。
デビットリンチのイレイザーヘッドもチキンが動いたりするシーンとあのセントラルヒーティング?かなにかのスチームの音だけが妙に耳に残った。ポランスキーが描いたローズマリーの赤ちゃんも気味がわるい映画だった。
ヤンシュワンクマイエルの奥さんevaが描くアニメーションが映像の後半につかわれている。チェコの寓話の挿入はどこまでが現実でどこまでが妄想だったのかという部分をより一層その境界を一見あいまいにしてるようだ。
だが、現実と虚構は上下で表されていた。
上から下を撮影したシーンは虚構。
でも下から上にむかうカメラアングルのときは
現実にもどるときだった。
昔みたガープの世界も
上に飛び上がるシーンと下におちていく
シーンで上手に生死をわけていたっけ。
映画オテサーネクではキャベツの苗をうえる
管理人。この現実のシーンが一番こわかった。
あと階段のシーン。これは彼が得意としてるシーンの一つかも。とにかくおもしろかった
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[ DVD ]
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エボラシンドローム〜悪魔の殺人ウイルス〜 [DVD]
・アンソニー・ウォン
【アイ・ヴィー・シー】
発売日: 2000-06-25
参考価格: 3,990 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 4,855円〜
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・アンソニー・ウォン
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カスタマー平均評価: 3.5
やりすぎ感がたまらない、超パワームービー! この映画をジャンル分けすると、何になるんだろう。 パニック映画?ホラー?スプラッター?コメディ? もし、キ○○イ映画というジャンルがあれば間違いなくTOP5入りするんじゃないでしょうか? ジャケットを見るとマジメなパニックものだと勘違いしちゃうかもしれませんが、内容はエロ&スプラッター&お下品描写のオンパレードです。 「八仙飯店乃人肉饅頭」を見て感動した人なら絶対ハマります。
過ぎたるは及ばザルが如し バリー・ウォン制作、ハーマン・ヤウ監督の1996年作品。 およそ世に起こることは手当たり次第に笑いのネタにしてしまう香港映画界。ここでも『知性の欠けらもない男が未知の殺人ウィルスに感染したらどうなるか?』といった「気違いに刃物」的な話をあっという間に低予算で作り上げてしまった。主演のアンソニー・ウォンはジョン・ウー監督の「ハードボイルド」ではチョウ・ユンファの敵の渋いボスを演じていましたが、今回は史上最低の人間を同情の余地が全く無いほど熱演しています。 もはや往年のゴーストストーリー的な「恐怖」と「笑い」の間の見事な均衡は崩壊し、この作品は何とも得体の知れないグロテスクで不遜な映画となっています。この挑戦的な試みを強いて既存の範疇に分類するとすれ!!!ば、失敗作という部類に振り分ける以外に私には考えが及ばず、敬意を持って星1つを献上させて頂きました。
星5つあげます。 アンソニー・ウォンは「人肉饅頭」でもキレまくっていましたが、こちらも負けてはいません。「ミッション」なんか観ると黒縁眼鏡が似合うかっこいいおじさんなんですが、この映画では完全にいっちゃってます。とても怖い映画なのですが、まるでハリウッド的な娯楽さも堪能できて、ちょっとヤになっちゃう映画ですが楽しめたのも確か。
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